昨日は前日から徹夜気味で忙しかったので、
今日は目覚めてもボ〜っとしておりましたら、
招き猫一休がやって来て膝の上で寝転んで
ゴロゴロ言い始めましてな。


寝間着のヒョウ柄も気に入ってくれたようですわ。

しかし何ですな。
猫ちゃんのゴロゴロは、聞いてるほうも
穏やかないい気分になって癒されますなぁ。

まだまだ頑張らねばなりませぬゆえ、
おかげで英気を養えたようでござる。
かたじけない。


その揃えたお手手が、何とも言えぬのぉ、
一休さんよ。

寒い中、招き猫一休をベランダに出してやって、
ふと思い出したことがございましてな。

昔、看板屋さんにいた頃、たまに壁画の仕事がありました。
何故かそういう仕事は寒い時期に多かったのですが、
その時も、あんまり寒くて指が固まって描けないので、
家から電気ストーブを現場に持って行って、
後輩と暖を取りながら、イルカの絵を描いておりました。

筆につけた白いペンキが寒風に吹かれて飛び散りましたが、
何と言うことでしょう、ちょうどいい具合に
力強い水飛沫になったではありませんか。
風向きと絵の向き等が見事に一致していなければ、
あそこまで上手くはいきますまい。
寒さが苦手なそれがしにとっては苦行に近かったですが、
大自然を味方につけて、いい仕事になりましたな。




キミも、ぬくぬくとしながらも保護者夫婦を癒して、
いい仕事をしておるのぉ、一休さんよ。